ライティング・システム

ライラはイルミナライトのシリーズの一つですが、このライト全体に共通の特徴は、独自の照明システムにあります。

それによって、変化に富む光陰影のグラデーションが作り出されています。

そのしくみは、シェードを形成する幾何構造にあります。

神聖幾何学といって、歴史的にはユークリッド幾何が編纂される前から存在していた幾何学の体系をリニューアルしてデザインに応用しています。

構造の内部はクリスタル形状をしており、外殻をシートが立体的に覆って、ある規則性にそってシェードが構成されています。

クリスタルの各頂点を中心に光の通る空間が回転して互いに交差することでシェードとなり、その中心に光をともすことで、光が三つの性質となります。

  1. クリスタル内部で反射する光

  2. シェードを透過する光

  3. シェードから放射する光

この三つが調和して陰影に深みと濃淡のグラデーションを与えるのです。

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